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[ビジネスに効くゴルフ] ボール・プレイド・アズ・イット・ライズ ~ゴルフを愉しむ根本精神

2015.10.08

ゴルフ発祥の地、スコットランドでのゴルフは、日本における「武道」に匹敵するものでした。娯楽を通じて人生観や世界観を磨く修行の場、そして仲間とそれを語り合う豊かな社交の時間として、ゴルフは愛されてきたのです。

その精神の根本にあるのが、ゴルフ規則13″BALL PLAYED AS IT LIES(あるがままに打て)”です。

ゴルフコースの原点は、リンクスという海辺の荒れ地を活用したものであり、自然の影響が大きく、ベストショットが必ずしも良い結果につながるとは限りませんでした。しかし、ゴルフの先人達は、その様な環境にも関わらず、ノータッチでのあるがままのプレーを信条としました。

では、なぜそこにこだわりを見出したのか?それは、アンフェアやピンチへ正対するからこそ、人生の妙味が味わえることにあったのでははいでしょうか?さらには、逆境の中で見苦しい振舞いをせず、正しい精神に従って対処できる人物を尊ぶ文化にもあったのではないでしょうか?

このことから“あるがままに打つ”ことは、ゴルフのみならず、人生そのものを深く愉しむためのエッセンスであるといえます。そして、この精神があるからこそ、ゴルフをただの娯楽ではなく、偉大な「道≒武道」と捉えることができるのです。

さて、あなたがプライベートのラウンドで、ベストスコアを更新できそうな状況だったとしましょう。しかし、最終ホールで放ったティーショットは、無残にもディボットに入っていました。今日は仲間から“6インチプレース”が許されていますが、あなたならどうしますか?

もし、あなたが公正で誇りある経営を志している経営者であれば、私は“あるがままに打つ”ことをお勧めします。たとえそれでベスト更新が潰えたとしても、より大切な教訓や、より深い愉しみを、ゴルフはあなたに教えてくれるはずだからです。

ビジネスサポートながの 2015年9月号より
文責 古木惣一郎