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[ビジネスに効くゴルフ] これからのゴルフはいかにあるべきか ~ “質の向上”と“大衆化”の両立へ向けて

2015.10.31

先日、複数のクラブの支配人から、マナーの悪化を嘆く声を聞きましたが、大変残念に思った次第です。

かつてゴルフ場では、マナーとエチケットが一番に重視され、それを身につけていなければ、仲間に参加できないという不文律がありました。

例えば、コースデビュー前には練習場で一万発打ち、いざデビューすれば自分のゴルフは棚上げして、クラブ数本持って走って行ってさっさと打つ。そこまでした上で「今日はご迷惑をお掛けしました」というのが、初心者の同伴者に対する心づかいでした。

例え上級者でも、マナー違反の常習者には陰であだ名がつけられ、皆で揶揄され敬遠されたものです。

しかし、バブル経済崩壊以降の価格破壊により、少し様子が変わって参りました。ゴルフが気軽にプレー出来る様になる一方で、マナーが軽視される傾向が出てきたのです。ゴルフをより多くの方が楽しめる様になった事は、大変喜ばしいことではあります。しかし、水準やモラルの低下、コミュニティの悪化は看過できるものではありません。

そこで解決すべきなのが、“質の向上”と“大衆化”とをいかに両立させてゆくかという課題です。

その答えのひとつが、『ゴルフによる大衆の紳士・淑女化』であると私は考えます。ゴルフは“正しい精神”に基づいて真摯に取り組んでさえいれば、紳士・淑女の素養が身に付くものです。せっかく大衆化を果たしたのですから、“地位や財産に関わらず、誰もがゼントルマンやレディになる機会”と捉え直してみてはいかがでしょうか。

このコラムを読んでいただいた方が、少しでもそんな意識を持って頂くだけで、信州のゴルフ界のレベルは格段に向上すると思います。もちろん私も自らの修練と共に、その様なクラブ経営を行って参る所存です。

ビジネスサポートながの 2015年10月号より
文責 古木惣一郎