コラム

【魂のゴルフ】~ 成熟したゴルフは真の豊かさをもたらす 〜 第6回 持ちうる力を最大限に発揮させる方法とは?

2016.09.15

スポーツの世界では、“潜在意識”の活用が、能力発揮の鍵であることが常識となっています。ところで、皆さんはゴルフのショット時において、“顕在意識”と“潜在意識”の働きについて意識した事はありますか?

誰でもやっているのは、ショットに際して色々考えることです。ハザードを確認して、落としどころを決めること。距離を測り、芝生の状態や傾斜を調べ、高低差を計算し、風を読むこと。打つべき球種を決めて、クラブを選択すること。その日の目標や注意事項などを思い出す事もあるでしょう。これらは“顕在意識”の働きとして分類されます。

しかし、そのまま“顕在意識”優位の状態、すなわち色々考えながらショットに向かうと、ミスの確率は高まります。“顕在意識”は体の自然な働きを阻害しがちだからです。皆さんにも経験があることだと思います。

では、“潜在意識”優位にするためにどうしたら良いかといえば、脳の働きを左脳から右脳へ切り替える必要があります。ちょっと難しそうですが、打つべき球の弾道をイメージしたり、パッティングであればボールの転がるラインをグリーン上に投影することで、スイッチは簡単に切り替わります。その際にぜひとも美しい飛球線をイメージしてください。それだけで心が軽やかになり、前向きな気持ちになることができます。

そして、いざショットの段階になったら、“無心”となることです。思考することからイメージする事へ脳が切り替わっていますから、これも比較的簡単にできると思います。

さらには、アンカリングのために、これを習慣化させる事が大切です。そのために、プリショットルーチンとして上記の要素を組み入れ、すべてのショットでしっかりその手続きを踏めたか否かというプロセスを評価しましょう。

ゴルフには運不運、体調、天候など、様々な変動要因が絡みますので、結果ばかりに焦点を置いてしまうと、折角の成長機会を見逃さないとも限りません。

皆さんも、プロセス管理によって、自らの潜在能力を発揮させるアプローチを是非お試しください。間違いなくスコアアップを実感できるはずです。

ビジネスサポートながの 2016年9月号より
文責 古木惣一郎