コラム

【魂のゴルフ】~ 成熟したゴルフは真の豊かさをもたらす 〜 第11回 成熟したゴルフそして真の豊かさとは?

2017.03.15

私たち人類は、大いなる自然の恵みによって生かされています。自然の一部として自然に寄り添い、自然に感謝して暮らすということが本来人間のあるべき姿です。しかし、現代の都市生活では、それがすっかり忘れ去られ、結果として、人は自らその生命力を弱めてしまっているように見えます。

あまつさえ、目に見える豊かさを求め、競争社会の中で成功を追いかけ、頭脳をフル回転して頑張っているうちに、心や魂といった目に見えない大切なものを置き忘れて来てしまった方々も、多数いらっしゃるのではないでしょうか。自らの魂の声に耳を傾けなくなった結果、簡単に手に入る数多のドラッグに手を染め、依存症から抜け出せないでいる方も少数ではありません。

それが、心療内科の患者数の増加や、企業におけるストレスチェック制度の義務化など、多くの社会問題の原因となっていると思えてなりません。

そもそも、人は人の外側にあるものによっては、永遠に満たされることはないでしょう。真の豊かさは、あらゆる想念を捨て、温かい心を道しるべに、自らの魂に触れ、今を生きることでのみ手に入れることができると思います。ゴルフを通じてその状態を実現すること。それが“魂のゴルフ”というテーマの真意です。

さて、私たちの先祖は、ありのままの自然との緩衝地帯として、里山を大切に守りながら、自然との接点として参りました。ゴルフ場を現代の里山として、自然に触れ、自らを見つめ直し、素晴らしい仲間と温かい時間を過ごす場所として、ご活用いただければこれ以上の喜びはありません。

最後にご報告ですが、私のゴルフコラムはこれにて最終回となります。2年間という長い間、稚拙な文章にお付き合いいただき、本当に有り難うございました。自分自身を見つめる良い機会にもなりました。今後も一人の経営者として、より良い世界を創るために精進して参ります。皆様のご健康とご多幸、そして素晴らしいゴルフライフの実現を心より祈念申し上げます。